現在、本部西棟側の低層棟(2階建て)の解体は完了し、本部東棟側の高層棟(地階1階地上5階建て)の上部4・5階部分の解体作業をしています。
この4・5階部分の解体では、今回、「ブロック解体工法」という解体方法を採用しています。
この解体作業は、11月下旬まで行う予定ですが、並行して、西側の既存の低層棟を解体したあとの敷地では、11月中旬より、3階建ての増築棟を建てる作業を開始する予定です。
完成予定の来年3月末までは、まだ、騒音・振動や工事車輌の通行等でご迷惑・ご不便をおかけするかと思いますが、引き続きのご協力をお願いします。
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既存低層棟(2階建て)解体後の増築棟建設敷地。 右手は高層棟 |
カッターによる壁の水平切断 |
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クレーンによる切断部分の吊り下げ |
クレーンによる切断部分の地上への吊り降ろし |
「ブロック解体工法」とは、床・壁・梁・柱といった鉄筋コンクリートの構造体を、特殊なカッターでいくつかのブロック単位に切断し、クレーンで地上に降ろしてからコンクリートを破砕するといった工法で、騒音・振動や粉塵の拡散を低減することができます。
また、今回のように、上層階のみ撤去するような場合には、既存部への損傷を抑制する効果もあります。