本部棟(既存事務棟)は上部階2層を除却しました。この解体作業では、「ブロック解体工法」という解体方法を採用しました。
「ブロック解体工法」とは、床・壁・梁・柱といった鉄筋コンクリートの構造体を、特殊なカッターでいくつかのブロック単位に切断し、クレーンで地上に降ろしてからコンクリートを破砕するといった工法で、騒音・振動や粉塵の拡散を低減することができます。
また、今回のように、上層階のみ撤去するような場合には、既存部への損傷を抑制する効果もあります。
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既存低層棟(2階建て)解体後の増築棟建設敷地。 右手は高層棟 |
カッターによる壁の水平切断 |
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クレーンによる切断部分の吊り下げ |
クレーンによる切断部分の地上への吊り降ろし |